「健康しが」をめざして 真の共生社会の実現をめざして
師走に入り、今年も残すところあとわずかとなりました。この一年を振り返り、締めくくる十二月。来るべき新年に向けて、大切に過ごしたいと思います。
さて、県では、今、すべての人が自分らしく生き生きと暮らせる共生社会の実現をめざし、その拠り所となる「滋賀県障害者差別のない共生社会づくり条例」の制定に向けて取り組みを進めています。
この条例は、障害者差別解消法の実効性をどのように補完するのか、また社会的障壁により様々な生きづらさを抱える人に対する課題にどう向き合うのか、という問題意識のもと、一人の孤立も見逃さない共生社会をめざすために制定しようとするものです。滋賀県社会福祉審議会から今年6月にいただいた答申をもとに、県内各地で開催したタウンミーティングで頂戴したご意見も踏まえながら、条例づくりに取り組んできました。
条例要綱案では、「障害の社会モデル(障害は個人の心身の機能障害と社会的障壁の相互作用によって創り出されるものとする考え方)」を定義づけ、障害者の権利を擁護し、差別解消の相談員につなぐ役割を担う「地域相談支援員」の設置を規定するなど、滋賀らしいものとなっています。
糸賀一雄先生の「この子らを世の光に」に代表される福祉の思想を具現化し、「誰ひとり取り残さない」というSDGsの理念にも合致する条例としてより実効性あるものにしていくためには、多くの方に関心をもち、ご理解いただくことが必要です。
現在、県民政策コメントを実施しているところですので、ぜひ多くのご意見をお寄せください(一月四日まで)。
タウンミーティングでいただいた「条例をつくることがゴールではなく、活用することが大切」とのご意見を改めて心に刻み、すべての人に居場所と出番のある共生社会の実現に向けて、引き続き取り組んでいきたいと思います。がんばりましょう!共に…。







