互角もチャンス生かせず 次戦は6月の関西リーグ戦
【東近江】 東近江市を拠点に活動する女子硬式野球チーム「東近江バイオレッツ」が出場する関西一を決める大会「第10回関西女子硬式野球選手権ラッキートーナメント大会」が25日に開幕した。すこやかの杜(東近江市小田苅町)で行われた1回戦の第3試合目、バイオレッツは履正社高校(Aチーム)と対戦。試合後半、履正社の強力打線につかまったバイオレッツが6―3と敗れ、今シーズン市内初公式戦を勝利で飾ることはできなかった。
この日、最高気温33度の真夏日となった東近江市。ホーム戦の応援に駆けつけた多くの関係者や市民が集まった球場でも熱い戦いが繰り広げられた。
1回に先制点を決めた履正社を追うバイオレッツは試合前半、安打や2塁打で得点圏にランナーを置くも、最後の一打が出ず、履正社ペースの展開が続いた。しかし4回、6番尾崎(投)と7番酒井(遊)の連打で待望の1点を手にし、同点のまま試合は後半に。
5回、満塁のチャンスをものにした履正社が2点を追加すると、バイオレッツも負けじと裏の攻撃で反撃。1番横山(三)と、3番坂原(一)の適時打で2点を加え履正社に追いつく。さらに追加点を狙い4番北(左)が送りバントをきっちり決め、走者2塁のチャンスで5番中嶋(捕)が左前に強烈な安打を放った。逆転の追加点かと思われたが、相手の好返球でホームタッチアウト。
3―3の同点で迎えた最終回の7回、投球数100球に迫った尾崎を捉えはじめた履正社は、打者一巡となる猛打で3点を加え、バイオレッツ裏の攻撃も奮わずゲームセットとなった。
強豪チームとの対戦となった今回は、2018年に創設した新しいチームとして女子硬式野球界に力を見せつける試合でもあった。
上田玲総監督は「チャンスでどちらが打つか、といった展開だった」と、互角ながらもチャンスを生かし切れなかった試合内容を振り返った。「打線をつなげて得意の機動力で点を取りたかったが、積極的にバットが振れず、追い込まれてからのスイングが多かった。今後は点の取り方も考えていきたい」と前を向いた。
次は、関西でのリーグ戦が6月に。8月は、愛媛県松山市で開かれる全日本選手権大会を控える。(古澤和也)







