県政NOW 令和時代は万葉ロマンを観光資源に
新天皇陛下が即位されて元号は令和となりました。
「令和」の出典は、日本最古の歌集『万葉集』の「梅花(うめのはな)の歌三十二首」の序文、「初春の令月にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」であり、日本の古典に由来する元号は初めてであります。
万葉集は、「1200年余り前に編纂された日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書」とも説明されています。
万葉集と言えば、最も有名なのが大海人皇子と額田王との間で交わされた相聞歌で、天智7年(668年)、天智天皇をはじめとする宮廷人らが「蒲生野」を訪れ、5月5日の薬狩で詠まれた歌です。
歌の舞台となった「蒲生野」は、東近江市・近江八幡市・日野町・竜王町の旧蒲生郡と考えられており、東近江市では周辺市町と共に「万葉ロマンと渡来文化を訪ねる旅」として、観光に力を入れようとしています。
万葉集約4500首のうち滋賀県にゆかりのある歌は100首以上に及ぶとも言われていることから、令和時代となったこの機にこれらを掘り起こし、万葉集ゆかりの地に光を当てて滋賀県の観光に活用すべきと県議会で質問しました。
県からは、本県の観光指針「『健康しが』ツーリズムビジョン2022」で、「琵琶湖をはじめとした豊かな自然環境や文化財でストーリーを紡ぐ」を戦略の一つとして掲げており、令和の時代となったこの機に、万葉のロマンを観光資源として文化・伝統を語るストーリーで紡ぎながら、東近江市をはじめ市町とともに「滋賀ならでは」の魅力として全国に発信したいと考えていると答弁されています。
令和時代となったこの機に、改めて平和な日々に感謝するとともに、東近江市民憲章にもあるように、万葉のころより綿綿と続く歴史・文化・伝統を大切にして、夢と希望に満ちた活気あふれる豊かなまちを創っていきましょう。






