第101回全国高校野球選手権大会滋賀大会
【東近江】 高校球児たちの夏が熱を帯びてきた。滋賀大会も中盤にさしかかり、26日の決勝に向け16強が出揃った。そんな中、勝ち進んできた滋賀学園と八日市の東近江市内対決がきょう20日午前8時半、県立彦根球場で実現する(雨天の場合順延)。
今大会シードで出場する滋賀学園は、2回戦の八日市南に続いて2試合連続での市内対決。大会初戦となった八日市南との試合では、試合前半にリードを奪われるも、投手陣を中心とした落ち着いた守りと攻撃で底力を見せつけ5―3と試合を制し、初戦を突破した。
これまで超攻撃型野球として名を馳せていた滋賀学園だが、今年は守備型のチームに仕上がり総合力が高い。前戦では、主力選手のほか下位打線のつなぐ攻撃がチャンスを広げた。2番西峯のランニングホームランが飛び出すなどチーム全体で13安打。安定した高い攻撃力は決して侮れない。投手層も厚く、先発の竹本は被安打4の力投、6回から登板した速球派左腕のエース尾崎は被安打0の圧巻の投球を見せた。マウンド上の躍動は次戦も期待できそうだ。
一方八日市は、1回戦12―6、2回戦6―3と2試合を勝ち進んできての対決。打線が好調で、2試合とも得点を大きく重ねてきた。上り調子のまま滋賀学園と激突する。
下位打線の奮闘がチームの勝利を導いてきた。1回戦では、先制されるも8番山口と9番中嶋の活躍で同点に。3番渡邉、4番冨永をはじめとする主力選手がチャンスを広げたほか、7番田中の本塁打が飛び出すなど、結果12得点、18安打の猛攻を見せた。
好調打線は2回戦でも発揮。7、8、9番でこの試合全得点となる6打点を決めるなど、クリーンナップがつくったチャンスを生かしてきた。また、投手は荒見、渡邉、池田の3枚看板で上手くつなぎ、失点を最小に止めるなど粘りのピッチングが光った。県春季大会準優勝の強豪滋賀学園を好調打線と粘りの投手陣で追いつめる。
(古澤和也)







