自治刻刻 「今こそ新しいまちづくりを」
平成28年6月、私は「明るく元気で活力あふれる強いまち」「次世代に誇れるまちづくり」を訴え、竜王町長に選任していただき、この3年間、様々な課題解決に向けて、出来る限りのことをしてきました。工業団地等への企業誘致と千人規模の新たな雇用創出、民間活用による集合住宅等の整備、日野川改修に向けた予算70億円の確保、国道8号線の拡幅・バイパス化の促進、2つの道の駅の拡充、さらに、中学卒業までの医療費無償化、質の高い教育の推進、通学定期の半額補助、竜王版ネウボラの推進等、ハード整備とともに「子どもを産み育てるなら竜王町」というまちづくりを進めてきました。
また、次の一手として「コンパクトシティ化」という手法を取り入れ、昨年度1年間をかけて町民の皆様や有識者、国・県の関係機関の方々に参画いただき、新たなまちづくり構想の検討を進めてきました。
「10年後のコンパクトシティ化構想(案)」では、中心核に商業地や医療・教育施設、防災拠点等、暮らしに必要な機能を集約化し利便性を高めるとともに多世代が交流できる賑わいを創ります。また、32集落のコミュニティの維持発展はもちろんのこと、中心核と地域との移動手段の確立、道路網や情報ネットワークの整備を図りながら、町全体でバランスの良い発展をめざします。「30年後のグランドデザイン構想(案)」では、原風景を遺(のこ)しつつも必要な基盤整備を行い、若い世代に選ばれるようAIやIoTなどのテクノロジーを取り入れた安全で快適なまちづくりをめざします。
いずれも大きな財源が必要となりますが、財政状況を十分精査し、町内大手企業の安定した税収や企業誘致に伴う将来の増収も期待できる今こそ、「新しいまちづくり」をスタートさせるべきと考えます。2つの構想(案)につきましては、7月末から8月初旬にかけて町内5会場で町民皆様と意見交換会をもたせていただき、約200人の方にご意見をいただきました。それらを反映し、年末には構想の仕上げを行い、みんなで取り組むまちづくりとしてしっかりと進めてまいりたいと思います。






