県政NOW 豚コレラ ご心配なく
2018年9月9日、岐阜市の養豚場を皮切りに感染拡大する豚コレラ。本年2月6日には、近江八幡市内の養豚場の子豚が遺伝子検査で陽性と判定され、養豚場の全699頭を殺処分する処置が行われました。さらに県内では、9月13日、多賀町で死亡していた野生のイノシシから感染が確認されました。
国内の豚コレラは実に26年ぶりで、1992年の熊本での事案がこれまでの国内最終発生で、2006年にはワクチン接種も全面中止され、日本の豚コレラに関しては、OIE(国際獣疫事務局)規約に従って清浄国となっていました。
農林水産省は今月10日、豚コレラ対策の有識者会議を開き、豚へのワクチン接種を可能にする防疫指針の改定案を了承しました。これまでの防疫指針は迅速な殺処分を原則としていましたが、改定案はワクチン接種の条件を「野生イノシシによる豚コレラ感染が継続的に確認され、衛生管理のみでは感染拡大の防止が困難と認められる場合」と規定。感染リスクの高い地域を「ワクチン接種推奨地域」に設定し、滋賀県を含めた10県をワクチン接種の推奨地域に選定します。
これを受け、滋賀県も飼養豚へのワクチン接種を今月下旬から実施する方針を固め、今議会において補正予算399万円を承認しました。
豚コレラは、豚やイノシシの病気で人に感染することはありません。 また感染した豚肉を食べても人体には影響はありませんのでご安心下さい。このため、ワクチン接種を受けた豚肉や加工品にも制限はなく全国流通されます。
ただ、感染している野生のイノシシが野山を動き回っている可能性があり、その糞尿にそう長くは生き残らないようですがウイルスがいます。そのため、感染拡大を防ぐため、山に入る場合は必ず、下山時に靴底の泥を水で洗い流し、できればブラシ等で落としていただきますようお願い申し上げます。






