県政NOW 交通安全県民運動~無事故で新しい年を~
天皇陛下の御即位に伴う国の儀式、そして国民のお祝い式典もつつがなく執り行われた令和元年。残すところ1か月となりました。歴史に残る大変うれしい年でありましたが、一方で気候変動がもたらす自然災害の恐ろしさを目の当たりにした年でもありました。この自然災害に対して、交通事故は人災、人がもたらす災害です。だから必ず防ぐことが出来るはずです。統計的には年々交通事故の件数は減っては来ているものの、残念ながら未だ多くの交通事故が発生している現状からは被害者が絶えません。滋賀県の11月25日現在の前年比較の事故件数は、昨年3777件に対し3297件と減っていますが、死亡者は前年34人であったのが今年はすでに51人と、増加数、増加率ともワースト1という状況です。死亡事故を分析しますと歩行中、人対車両、75歳以上、18時から20時の時間帯が、それぞれ一番件数が多いという状況です。また、ご承知のように今年5月に、大津市で園児の並んだ列に軽乗用車が突っ込むという事故が起き、園児2人が死亡する痛ましい事故がありました。当然危険個所の調査や安全対策も行っておりますが、物理的な対策だけでは事故は防げません。こうした状況にあることを日頃から意識したいものです。師走を迎え12月1日から31日までの期間、年末の交通安全県民運動が展開されています。そのスローガンは「渡るかな 止まって譲ろう 横断歩道」「自転車で スマホさわるな 前をみて」こうした実践をふまえての「事故ゼロで 笑顔広がる 滋賀のまち」です。また、12月1日からスマホ等を使用しながら運転した場合の罰則が大幅に強化されました。”交通の危険”がある場合は刑事罰(罰金等)の対象になり、行政処分も6点で前歴なしで免停(30日)となります。この強化は決して検挙するための強化ではありません。「ながら運転」を絶対してはいけないというものです。信号待ちや歩きスマホも視線がスマホに集中し車の接近に気がつかないでしょうし、横断歩道、自転車、駐車場、車の運転中など共通して言えることは「不注意や油断をしなければ交通事故を未然に防ぐことが出来る」ということだと思います。そして事故を防止するためには個人個人の意識として「自分は大丈夫」と決めつけず、日頃から交通事故を警戒する意識で過ごしていきたいものです(自分への戒めでもあります)。終わりよければ全てよし。令和元年、交通事故を起こさず良かったと言える日で締めくくり、笑顔で新たな年を迎えたいものです。






