県政NOW 「新しい年を地方新時代にしよう」
昨年は国政で「桜を見る会」の問題やIRに絡む汚職事件が起こるなど、まさに安倍長期政権のゆるみとも思える事象が数多く見られました。しかし、残念ながら国民に説明責任を果たすための国会審議が十分行われることがなく、まさに国会の機能不全というような状態が今も続いています。
そのうえ、わが国では地球温暖化の影響と思われる災害の発生や子どもの虐待などの新たな社会問題、消費税増税や安倍政権の経済政策が原因と思われる景気の停滞など深刻な課題が山積みされています。こうした閉塞(へいそく)した状況を打開するのが地方の元気だと思います。
滋賀県は農業分野で環境こだわり米など全国に先駆けて取り組んだ施策が国の制度となるなど地方から全国に大きく発信をしてきた歴史があります。
今年は滋賀県から地方新時代を築くために次の施策の推進をしていきたいと考えています。
1点目として多くの水害を教訓に住民の命を守る滋賀県流域治水政策に磨きをかけて全国に拡大するとともに、地球温暖化対策として温室効果ガスの削減に具体的な数値目標をあげて戦略的に取り組むことです。先人から引き継いだ琵琶湖を守り、環境県といわれた滋賀県にふさわしい地球温暖化対策を進めていきます。
2点目として子どもの虐待防止や子育て支援、女性活躍などこれからのわが国の重要課題においても先進的な取り組みをしてゆきたい。具体的にはマザーズジョブセンターのさらなる発展、児童相談所の人員確保とともに県民総ぐるみで児童虐待を防止することなどがあげられます。
3点目には観光振興などによる経済振興とモノづくり県として滋賀県を全国にアピールすることです。昨年から今年にかけて滋賀県では「スカーレット」や「麒麟がくる」などのNHKドラマで全国から注目されています。東京に開設された「ここ滋賀」の充実とともに、この時期にふさわしい観光振興策で滋賀県を元気にしたい。さらにはモノづくり県にふさわしい人材育成のため、ICT(情報通信技術)エリートを養成するための高等専門学校の新設に取り組みます。
こうした政策を全国に発信することにより滋賀の存在感を示すとともに、県民の皆さんの期待も高めていきたいと思います。
そのためにも今年は県議会が行政をリードするような活動を展開して、国政に漂う閉塞感を打ち破って参ります。本年も昨年同様に県民の皆さんの多様なご意見を賜りますようお願いいたします。






