県政NOW 厳しい中でも新年度が動き出しています
新年度と言えば、入社式、入学式。それぞれ人生の大きな節目として大切な行事です。その入社式を多くの企業では見送ったり、取りやめたり、またトップがVTRでメッセージを伝えたり、これまでに経験の無い年度初めとなりました。
もちろん、新型コロナウイルスの感染防止の為でありますが、大げさに言えば歴史に残る新年度のスタートとなりました。WHOは3月11日に「新型コロナウイルスは『パンデミック』と言える」との認識を示しました。感染症の歴史を振り返りますと、人類は紀元前の昔からこれまでいく度もの疫病の世界的大流行に遭遇し、無数の人々の命が奪われると同時に歴史すら変えてきたといわれています。その一つ、マラリアはほぼ熱帯のみでしか見られない病気ですが、今なおその感染者はアフリカ諸国において毎年2億人にも及ぶとされています。現在は予防も治療も可能な病気でありますが、そのマラリアの被害がローマ帝国を衰退に向けた一因として挙げられています。それだけに、一刻も早い終息を願わずにはいられません。情報では、治療薬の開発が本格化しており、米国立衛生研究所はすでに2月下旬から抗ウイルス薬での医師主導治験を始めたと発表され、治験の結果次第では、世界で初めて承認される見込みと報じられています。また、日本でも、政府はインフルエンザ治療薬「アビガン」について、治験プロセスを経たうえで、新型コロナウイルスの治療薬としての正式な承認を目指すとし、開発に向けて研究を後押しする方針が示されました。また、国ではリーマンショック時以上の緊急経済対策を検討中ですが、県予算が伴えば議会も速やかに対応してまいります。大変厳しい新年度のスタートですが、こうした動きからも必ず終息する日は来ます。しかし、それを待っている余裕はありません。今日も新たな発病者が出ています。国がいつ緊急事態宣言を出すかも大事ですが、やはり宣言をさせない為には、私たち一人一人がウイルスと闘うという意識で、感染させない、感染しないための行動あるのみです。






