国政刻刻 気の抜けない長いマラソン
滋賀県は4月2日、栗東市に住む50代の男性の新型コロナウイルス感染を発表。男性は兵庫県で発表された患者と同じ職場で勤務していたという。滋賀県内で感染が確認されたのは8人目。全国的に見ると、2381人が感染(4月2日正午時点)し、死者は60人。感染者数が10人を超えるのは23都道府県。感染マップを見ると東京、名古屋、大阪の都市部を中心に、太平洋ベルト地帯の人びとの移動に比例して感染が拡大していることがわかります。ベルト地帯の中でも滋賀県で感染者が比較的少ないのは、県や市町の行政保健部局の努力に加えて、県民の皆さんの「手洗い」「三密回避」などの日常的な努力の賜物と、改めて県民の皆さんの生活慣習配慮や生活環境整備に感謝いたします。
国会では今、ヨーロッパやアメリカで起きている「爆発的感染拡大」を避けられるよう、与野党の垣根を越えて立法化と予算措置を進めています。ポイントは三点。(1)感染拡大防止のための水際対策を含めた生活保健対策、(2)医療崩壊を起こさないような医療確保、(3)経済崩壊への歯止めをかけるための経済・財政政策発動です。
4月2日の「野党合同ヒヤリング」で、私は医療崩壊を起こさないよう、臨床現場の医師の意見を受けて、4つの統合的提案をしました。(1)重症・重篤患者を収容できるベッド数の確保、(2)不急の手術などを先延ばしすることでのベッド数の確保、(3)ベッド確保協力病院への経営支援のための予算確保、(4)医師や医療スタッフの抗体検査と持病のないスタッフによる重篤患者対応の医療チーム編成。
コロナ禍は「長いマラソン」と京大山中伸弥教授も言っています。歴史的に見ても感染症の撲滅は無理です。最終的に共存していくしかありません。社会として免疫力をつけ、まずは重症患者と死者を減らし、経済破壊を防ぎ、生活の安寧を社会全体で取り戻せるよう、滋賀県の皆さんのご努力に応えられるよう、国政の場から仕事をさせていただいております。






