県政NOW 「防災の日」に思う
「大型で非常に強い台風9号が沖縄本島地方に近づき、明日から明後日にかけて九州に近づきそうです」。9月1日、「防災の日」の朝のニュースです。また、政府でも「発生が懸念される南海トラフ巨大地震を想定し、対策本部を設置した訓練が知事とのテレビ会議も交えて安倍内閣総理大臣のもとで行われている」というニュースも放送されていました。地震はどれだけ冷静に行動できるかです。一方、台風は現実に近づいており災害が発生するかもしれません。防災の日は、事前にできる準備を確認するとともに、発生した時を自らが想像して、その時の行動を自分自身で確認する日でもあります。故事ことわざに「地震、雷、火事、おやじ」というのがあります。おやじは「大山嵐(おおやまじ)」が変化したと言う説もありますが、災害は突然発生する地震、今は注意報が出される「雷」、不注意から起きることが多い「火事」、早くから進路が想定される「台風」などですが、災害でどのように行動するかは違ってきます。当然ですが、そのことも防災の日に思いをいたすことも大事ではないかと思います。台風シーズンに入り、強風とともに特に豪雨に対する対応として、ハザードマップで自分の住んでいる地域の浸水予測を今一度確認いただくとともに、重要なことは実際に「豪雨となった時」です。現在、豪雨時の危険度は5段階の「警戒レベル」で発表されています。警戒レベル3は高齢者等に避難を呼びかける段階で、警戒レベル4は避難勧告と避難指示を表す全員避難。テレビや防災放送などの情報も重要ですが、もっと重要なのが、住居地域の状況での判断時期です。例えば近くに大きな河川が流れている場合、「河川の水位が一定の位置まで増水すれば、地域ぐるみで避難する」という決め事を地域で作っておくことが重要だと思います。なお、警戒レベルは昨年の台風19号の時、避難勧告と避難指示が同じ「レベル4」では分かりにくいとの声から「避難指示」に一本化され、来年の通常国会で災害対策基本法を改正されるようです。この原稿を執筆している9月1日朝のニュースでは、台風9号が沖縄を北上し九州南部、北部の豪雨を予想しています。コロナ禍ですが、命に関わる警戒レベルを見直すなら、台風シーズンに適応できるよう素早く行ってほしいものです。熱中症も気候変動災害の一つです。まだまだご注意ください。






