県政NOW 次の120年へ―地域と共に
去る10月1日、近江鉄道桜川駅が、明治33(1900)年の開設から120周年を迎えました。旧櫻川停車場として開業した同駅は、駅舎やホームの一部が開業当時のまま現存する、貴重な歴史的・文化的遺産でもあります。このことを記念し、地元、東近江市桜川西町住民有志をはじめ、まちづくり関係者が「櫻川驛(さくらがわえき)開設120周年記念事業プロジェクト」を結成し、私もメンバーとして参加させて頂きました。
プロジェクトでは、春先より、ミーティングを重ねながら、周年イベントを企画・準備のうえ、10月4日に同駅一帯で盛大に開催致しました。
このイベントに先立ち、10月2日夕刻には、三日月知事が近江鉄道線を利用し、同駅を訪問され、プロジェクトメンバーを激励されると共に、お祝いのメッセージを頂きました。同メッセージには「明治・大正・昭和・平成そして令和と、それぞれの時代を見つめ、けん引してきた鉄路と驛、それを支えてこられた人、その時どき、その場でくりひろげられたドラマや想い出に、心を寄せたいと存じます」との言葉も。
イベント当日は、県内や近隣の三重県、京都府、大阪府はもとより遠くは埼玉県等関東方面からも来場頂き、約430名の来場者で大いに賑わいました。近江鉄道沿線のフィールドワークに取り組む、びわこ学院大学和太鼓部による記念演奏、駅の側で育ったメンバーによる駅舎との想い出の朗読、駅周辺の懐かしいモノクロ写真の展示、駅舎内部の特別公開、地元農産物の販売、子ども向けミニトレインの運行等盛りだくさんの内容で、来場者一同、「駅」への思いを更に深くしたところです。
現在、近江鉄道線については、活性化再生の方策について法定協議会で議論が進められているところですが、あらためて、人が集い・価値が生まれる「場」としての「駅」の役割について、沿線の皆様も考えを深めて頂けたら幸いです。







