県政NOW 7月初旬は豪雨に注意
近年の豪雨災害を振り返ると、▽福岡県と大分県日田市で計40人が死亡した九州北部豪雨が平成29年7月5日から6日、▽倉敷市真備町だけで51人が死亡し、死者数が200人を超える甚大な災害となった西日本豪雨が平成30年6月28日から7月8日、▽宮崎県えびの市で1089・5ミリなど、平年値の2倍となる大雨となった九州南部大雨が令和元年6月28日から7月5日、▽熊本県球磨川流域で50人以上の方が死亡した熊本豪雨が令和2年7月3日から31日。
またもや同じような時期、7月3日10時半ごろ静岡県熱海市伊豆山地区の逢初(あいぞめ)川で土石流による災害が発生しました。亡くなられた方にお悔やみを、また被災された方にお見舞いを申し上げ、一日も早い復興を祈念いたします。
先月30日午後6時頃に降り始めた雨は3日正午までに389ミリが観測され、これは平年の7月、1か月の雨量242・5ミリの1・6倍にあたるそうです。
7日現在、6人の方が死亡し、所在不明者は氏名公表により64人から27人になったと発表されています。所在不明とは、突然ともいえる土石流が起こり、流出家屋も130棟以上あることから、外出中なのか、土砂や瓦礫(がれき)に埋もれているのかわからず、連絡がつかないためこう呼ばれるようで、また、別荘や観光客もおられることから安否確認に限界があるようです。
ただ今回の熱海市での土石流は、近くに大規模太陽光発電所もありますが、逢初川上流に持ち込まれた大量の盛土が原因ではないかとの報道があります。
であれば、今回の土石流は他人ごとではありません。線状降水帯はどこでも起こりうる可能性があり、滋賀県においても急傾斜地に大量の盛土がある箇所を早急に確認せねばなりません。
また、例年今頃には各地で河川清掃活動が行われ、これからの台風に備えます。
しかし5年続いてこの時期に、台風ではない集中豪雨による大きな災害が発生しており、過去にも昭和13年に阪神大水害をはじめ、多くの災害がありました。
例年9月頃にされる避難訓練ですが、これからはこの時期に合わせて実施する必要があるのではないかとも思われます。






