今年度前期の散布実施
【県】 県は、野生イノシシによる豚熱ウイルス拡散防止のため、今年度前期の経口ワクチン散布を8月2日まで実施している。
野生イノシシに豚熱に対する免疫を持たせ、野生イノシシ間での感染拡大と養豚農場での発生を防止することを目的に、県では2019年から同ワクチンの散布を実施している。
今年3月に実施された冬期散布では、県内240地点で4798個の散布ワクチンの包みを回収した(回収率69・6%)。その内のイノシシの摂取痕や未回収となった地点で確認されたイノシシの痕跡などから想定されるイノシシのワクチン接種個数率は散布全体の36・1%となった。
今回は東部地域(東近江市、彦根市、多賀町)40地点に800個、西部地域(高島市、大津市北部)170地点に3400個、南部地域(大津市南部、甲賀市、湖南市)130地点に2600個をそれぞれ散布する。
県によると、「県内で豚熱陽性の野生イノシシの確認頭数率は減少傾向にあるが、全国的には確認される自治体が増えている」とし、「引き続き根気よくワクチンの散布を続けていく」としている。
豚熱は、豚・イノシシの病気で人に感染することはない。また、感染豚の肉が市場に流通することはないが、万が一、その肉を食べても健康に影響はない。






