国政刻刻 水と親しみながら喜びと怖さを知ろう
7月28日、彦根市出身の競泳女子の大橋悠依選手が東京五輪で2個目の金メダルという日本の水泳史に残る快挙を成し遂げました。本当におめでとうございます!大橋さんの強さの源に、水の国・琵琶湖・滋賀県があると勝手に思って、喜びもひとしおです。
水は恵みや喜びをもたらしてくれる一方で、牙をむく事もあります。連日の猛暑に、今年も琵琶湖畔での水難事故が後を絶ちません。最近も男の子が湖西の水泳場で亡くなりました。ご家族の皆様には謹んでお悔やみ申し上げます。
琵琶湖畔に住み、日々琵琶湖を見ながら暮らしており、孫たちが遊びに来た時には、ライフジャケットをつけることなど、子どもの安全確認を徹底しています。それでも、子どもたちは気づかないうちに、流されてしまうこともよくあります。
水難事故を減らすことができるライフジャケットを防災にも活かしたいと、東日本大震災を契機にモンベルさんが考案されたのが「浮くっしょん」。普段はクッションとして使用でき、ライフジャケットにも変身します。最近入手して私自身、琵琶湖に浮いてみました。浮力も強く、笛もついていて安心して使えます。
昨年7月球磨川水害で50名もの溺死者を出してしまった被災地に何度もでかけ、溺死者の状況を調査しています。14名もの溺死者をだした高齢者施設でもライフジャケットがあれば救われたのにと悔やまれます。高齢者でも、日常の中で、ライフジャケットをつけて水と触れる機会が増えれば、多くの溺死者を減らすことが出来たのではないかと考えます。
「地先の安全度マップ」(ハザードマップ)で浸水深が3メートル以上と予想される地区は滋賀県内に50ケ所あります。そのような地区にお住まいの方には是非ともおすすめします。水がもたらす興奮や喜び、怖さなど、水のまるごとを理解し、普段から水と親しむ暮らしをあたり前にしたいものです。水の国、滋賀からの発信として。






