「健康しが」をめざして 未来へ!あかねさす県東部地域のために
今年も近江米の新米が店頭に並ぶ季節になりました。自然の恵みと、丹精を込めて作られている生産者の皆さんに心より感謝申し上げます。
近江鉄道全線存続~令和6年度から「上下分離方式」
滋賀県の東部、10市町を結ぶ近江鉄道は、明治31年開業で、米原駅から貴生川駅までの本線、八日市駅から近江八幡駅までの八日市線、高宮駅から多賀大社前駅までの多賀線の3路線、計59・5キロからなる私鉄です。大切な交通手段として“ガチャコン電車”の愛称で、沿線の住民に親しまれてきました。
地域の歴史・文化に根ざし、住民の暮らしを支え、観光を支えてきた近江鉄道ですが、近年は自家用車の普及などにより利用者が大きく減少し、民間企業単独による事業継続が困難になってきました。
このため、平成30年12月に近江鉄道沿線5市5町とともに、近江鉄道の今後のあり方についての検討をスタートし、令和2年3月に全線の存続、令和2年12月に、令和6年度から自治体が線路などの施設を保有し、鉄道会社が列車運行を担当する「上下分離方式」で運営することを合意しました。
「近江鉄道沿線地域公共交通計画」を策定
10月1日に、東近江市で第8回「近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会」を開催し、近江鉄道線を中心とした県東部地域における地域公共交通のマスタープランとなる「近江鉄道線沿線地域公共交通計画」を策定しました。
沿線地域は、豊かな自然と長い歴史に磨かれた文化、交通の要衝としての高い交通結節利便性、地理的優位性に基づく高い工業生産力、ゆりかごから看取りまで安心して暮らせる地域特性等を有し、持続可能な発展を目指していくための素地が備わった地域です。その中で、近江鉄道は、地域の自治、福祉の向上にもつながる文化そのものであり、人と人が集い、つながり、新たな出会いや活力をもたらす存在です。
コロナ禍により地域公共交通は大きな影響を受けておりますが、このような状況下であるからこそ、豊かな沿線地域の持続的な発展に向けて、行政はもちろんのこと利用者・住民、鉄道事業者および関係団体が一丸となり近江鉄道をはじめとする地域公共交通を守り、育ててまいりましょう。







