びわリハ大 発! 重度障害児・者支援の土壌とリハビリテーションの発展の場であり続けた「びわこ」
2021年4月に着任致しましたが、心のなかで「ただいま、帰りました。」と故郷に帰ってきた心持でした。高校2年生の夏に旧びわこ学園でボランティアをし、作業療法士を志すことになりました。あれから48年の間、重度障害児・者から離れることなく、作業療法士としての実践と作業療法学の研究を続けさせてくれたエネルギーの源がこの「びわこ(滋賀県)」にあります。そして、文部科学省55年ぶりの新大学制度の下、びわこリハビリテーション専門職大学が開校し、その大学で教鞭をとれることは、幸福なことと思っています。
滋賀県はお隣の京都府と共に重度障害児・者に対する専門的ケアと早期診断、発見、早期療育の下に乳幼児健診が先駆的でした。このような土壌にリハビリテーションが発展すると同時に、滋賀医療技術専門学校(以下、滋賀医療)が理学療法、作業療法の線路を引き、最新列車を走らせる準備をしていたことを忘れてはいけないと思います。元来、理学療法、作業療法の歴史は、1963年開設の国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院という専門学校から出発しています。本大学の前身である滋賀医療が地域医療の要である理学療法士や作業療法士を育て、さらに医療・福祉・保健・教育の場へその人材を送り出してきました。さて次は、最新列車が計画通りに目的地に到着するために教員の努力が大きな鍵となります。特に理学療法、作業療法の専門職大学への改革は、専門学校の人的、物理的資源を生かして改革を進めることに大きな意義があります。本大学の教員が理学療法学、作業療法学という学問に裏付けられた臨床力を身につけて、その生きた実践学を学生に伝えることで「揺るがない医療人」という目的地へ到着します。そして、学生たちの理学療法、作業療法を包含した将来の夢を応援し、導くことがびわこリハビリテーション専門職大学の使命と考えます。
びわこリハビリテーション専門職大学
東近江市北坂町967 TEL0749―46―2311






