県政NOW 「滋賀県の地球温暖化対策について」
新型コロナ対策と地球温暖化対策はそれぞれ時間軸が違うものの県民の命と暮らしを守るための最重要施策です。全国各地で頻発する大水害など地球温暖化の脅威が迫る中、2050年の温室効果ガス排出量実質ゼロの実現に向けて現在開会中の2月定例県議会に「滋賀県CO2ネットゼロ社会づくりの推進に関する条例案」が提案されています。そしてこの条例に基づく推進計画がパブリックコメントを経てまもなく策定されようとしています。この計画の2030年の中期目標としては2013年度比で温室効果ガス排出量を50パーセント削減するとなっています。具体的には産業部門で45パーセント減、業務部門では60パーセント減、家庭部門では67パーセント減、運輸部門で35パーセント減にしようとするものです。
私が所属する琵琶湖・CO2ネットゼロ対策特別委員会ではこの計画に対する県民のパブリックコメントの報告を受けるとともに委員からは目標達成に向けて多くの意見が出されました。私は30年後の社会を動かしていく若い世代をはじめとする幅広い県民の皆さんの意見や思いを受け止め、計画に反映させる仕組みを構築するように求めました。同時に5年ごとの計画の見直しではなく、毎年進捗状況を検証しながらスピード感を持って対応することを求めました。
県民の皆さんの関心も高く2月定例県議会では学生の皆さんなどによって組織された「Fridays For Future Shiga(フライデーズ・フォー・フューチャー・ジャパン)」という団体から(1)2030年温室効果ガス削減目標50パーセント(2013年比)以上を目指すよう努力すること(2)具体的な道筋を示したロードマップを作成すること(3)計画の進捗状況の評価を民主的で透明なプロセスで行うことなどを求める請願が提出されています。こうした行動が県民の間に広がっていくことを期待しています。
2050年に温室効果ガス排出量実質ゼロという大きな目標を達成するためにはこれからの時代を担う若者や子ども達をはじめ、すべての県民が目標達成のために行動を変えていくことが必要です。私たちはコロナ禍の中で自分や家族などの命を守るために不自由でも行動を変える努力を積み重ねて今も新型コロナと闘っています。この経験は地球温暖化対策にもしっかり活かすことができるはずです。この命と暮らしを守る大きなムーブメントをこの滋賀から発信していきましょう。






