国政刻刻 「竹島の日」記念式典に出席して
さる2月22日、島根県が主催する第17回「竹島の日」記念式典に領土担当政務官として出席し、政府を代表してご挨拶を申し上げました。当日はコロナ禍ということもあり出席者も限定された形での開催となりましたが、丸山知事をはじめ関係者の想いが伝わる素晴らしい式典でした。
竹島は歴史的にも国際法上も日本固有の領土であることは明らかですが、すでに韓国に不法占拠されて70年が経ちました。戦後日本が独立を回復する直前の昭和27年1月、韓国が日本海に「李承晩ライン」を設定し竹島を韓国領に組み入れたことは、力による一方的な現状変更であり到底容認できるものではありません。我が国はこれまで国際司法裁判所への付託を提案するなど、法の支配と対話に基づく平和的解決を主張してきました。しかしながら韓国はこれに一切応じることなく、毎年のように不法占拠の既成事実を積み重ねる活動を繰り返していることは極めて遺憾です。
現在政府では港区虎ノ門に領土主権展示館をリニューアルオープンし、北方領土や尖閣諸島も併せた我が国の考え方を示し広報に努めています。またSNSを通じて若者や国際社会に対する理解を求める活動も進めています。さらには学習指導要領を改訂し、子どもの発達段階に応じた領土に関する教育も行なっています。しかし竹島をめぐる歴史をみれば、いったん不法占拠を許してしまうと領土を取り戻すことは容易でないことは明らかです。
北方領土は未だ返還の見通しが立たず、尖閣諸島周辺では中国が領海侵入を繰り返しています。ロシアのウクライナ侵攻は決して人ごとではありません。わが国を取り巻く安全保障環境には厳しいものがあります。今回「竹島の日」記念式典に出席させていただき、我が国の領土主権を守る対策や次世代への主権教育をさらに強化しなければならないと強く感じました。






