県独自の横断歩道利用者 ファースト運動の推進も
【東近江】 新入学園児・児童と高齢者の交通事故防止運動(滋賀県と県交通対策協議会の主催)がきょう15日から4月15日までの1カ月間、交通安全スローガン「湖国から広げてつなごう無事故の輪」「滋賀の道互いを気遣うゆずり愛」「ぎむ化だよ自転車ほけんおやくそく」をスローガンに、県内各地で一斉に実施される。
運動の重点は、(1)通学路・園外活動の経路における安全な通行の確保、(2)新入学(園)児と保護者に対する交通安全教育・指導の徹底、(3)高齢者の交通事故防止と安全運転意識の向上、(4)横断歩道利用者ファースト運動の推進―となっている。
期間中は、各関係機関・団体、地域・家庭が連携し、交通安全教育や広報啓発活動などで、県民総ぐるみの活動を展開する。
子どもが被害者となる交通事故の約6割は、自宅付近で発生している。歩行中は飛び出しが多く、自転車乗用中は交差点通行時が多い。
このため、入学(園)前に子どもと通学路を歩き、交差点や道路の横断の方法について丁寧に教えたり、「止まる・見る・待つ」の横断方法を身につくまで何度も教えることを呼びかけている。
運転手は、学校、幼稚園、公園などの子どもの行き来が予想される場所を通行する時や、路上に子どもを見かけたときは、徐行や一時停止をして子どもの動きに注意して運転する。
高齢者の交通事故防止では、夜間の被害が多いことから、いち早く歩行者などを発見するために先行車や対向車がないときは、こまめにハイビームに切り替えて運転する。高齢者マークの車に対しては、幅寄せや割り込みなどはせず思いやりの気持ちをもって運転する。
また高齢者に対しては、夕暮れ時や夜間は自動車から見えにくいため反射材を身につけたり、明るい色の服の着用、地域の安全教室への参加、運転に不安があれば家族と話し合って運転免許証の自主返納を考えるよう勧めている。
県独自の取り組みとして横断歩道利用者ファースト運動の推進については、歩行者優先である横断歩道では、信号機がない場合は手前に「横断歩道あり」の路面標示(ダイヤマーク)や道路標識が設置されており、これらが見えたら、歩行者などの有無をしっかり確認し、歩行者などが横断しようとしているときは横断歩道の手前で一時停止して、歩行者に道をゆずる。歩行者は、手を挙げるなどして横断する意思を示す。
ちなみに信号機のない横断歩道での歩行者横断時における一時停止率(2021年JAF調査)は、滋賀県は20・7%で全国38位、1位の長野県は85・2%となっている。





