びわリハ大 発! 介護予防とウィズコロナ
健康寿命を伸ばすためには、体力の維持増進が重要な要因であることはよく知られています。近年、体力に関係するキーワードとしてフレイルやロコモ、サルコペニアがあり、これらの発症予防が介護予防につながると言われています。本学では2020年から、介護予防を念頭に健康維持を目的にした「びわこいきいき体操教室」を開催し、地域の老人会の方にご参加いただいています。
教室は健康に関するトピックと体操を実施し、定期的に体力測定を設けることで、自身の体力を知り健康管理に活かしていただいています。加齢に伴い身体機能が低下していくのは自然なことですが、運動によりその低下速度を緩やかにできることが分かっています。また高齢になればなるほど、ちょっとした怪我や体の不調により急に身体機能が低下することもあり、教室ではそのような変化にも速やかに対応し体力改善や維持につながることも目指しています。
しかし、新型コロナの感染状況により教室が開催できない時もあります。高齢者がコロナ禍で外出を自粛した結果、活動性の低下を招き、特にフレイルの発症が危惧されています。フレイルは要介護状態へ悪化する可能性がある反面、健康な状態に改善する可逆性もあり、自宅でのフレイル予防や改善への対策が重要です。その方法は規則正しい生活習慣をベースに、運動・食事・社会参加の3本柱の実践になります。規則正しい生活習慣構築は、必ず決まった時刻に昼食をとることで1日のリズムが整うと言われています。そして運動の専門家である理学療法士として、大きな筋肉を使う運動をお勧めします。代表的な運動は屋内では意識してゆっくり椅子に座る、立ち上がる、そして歩行です。これは、コロナ禍でも健康で自分らしい生活を維持するための一例です。今後もびわリハから専門知識の還元と発信を行い、地域の皆様の健康寿命延伸に貢献していきたいと考えます。
びわこリハビリテーション専門職大学
東近江市北坂町967 TEL0749―46―2311






