国政刻刻 総合科学技術・イノベーション会議に出席しました
さる2日、官邸の地下会議室で開催された総合科学技術・イノベーション会議に担当政務官として出席いたしました。この会議は平成13年の省庁再編に伴い「重要政策に関する会議」の一つとして内閣府に設置されたもので、科学技術政策を推進するための企画立案と総合調整を行う司令塔としての役割を担うものです。岸田総理が量子コンピューターの模型の前で伊藤慶應義塾塾長から説明を受けられる様子がニュースで報道されていたのでご覧になった方もおられるのではないでしょうか。
当日の会議では量子コンピューターや人工知能など5つのテーマが議題として取り上げられましたが、そのなかで「教育・人材育成に関する政策パッケージ」がとても印象に残りました。これまでは同質性や均質性を重んじることで、みんなで一緒に同じことを一斉授業方式で行ってきましたが、社会構造の変化に対応できる創造性あふれる人材を育成するために、多様性を重視したそれぞれのペースにあわせた個別最適な学びを対話形式で行うように転換しようというものです。そしてそのような人材育成を実現するためには「子どもの特性を重視した学びの多様化」と「特異な才能を持つ子どもや生徒を受け入れられる仕組みづくり」そして「文系・理系にこだわらない学部改革」や「理数系教育におけるジェンダーギャップの解消」などを実現するための具体的な計画が示されました。
こうした改革の成果がでるまでには時間がかかります。長ければ10年くらいは辛抱が必要です。それでも今取り組まなければ日本の科学技術の水準は世界から遅れをとってしまいます。人工知能や量子といった新しい分野で世界をリードするために、様々なプログラムを強化することで科学技術・イノベーションを推進し、社会の問題を解決しながら経済成長の実現をめざします。






