県政NOW 歴史ある地場産業~涼しい麻~
先日、県庁内にある生協で、高島ちぢみ、湖東の麻、絹の浜ちりめんなど県内の天然の繊維製品の販売会がありました。シャツなどの下着、コロナ対応のマスク、麻の扇子等々新しい独自の商品も販売されており、私も麻の扇子とシーツ、それにスヌード(首に巻く布)を買いました。そのスヌードは「滋賀県の麻織物産地のプロ集団が開発!夏に巻いても涼しい麻100%のスヌード」という業界初の新商品と紹介されています。この業界初とは、素材の麻一本一本にこんにゃくのり加工を施したニットのスヌードです。ひんやりした気持ち良い肌触り、品の良さ、近くにいながらなかなか地場産品に触れることすらなかったのですが、麻の良さをあらためて感じました。もっとも、スヌードは家内への土産ですが。
ところで、滋賀県には十産地の地場産業があります。県議会でも、私が初当選をさせて頂いた時、近江の地場産業、近江の地場産品を振興する県条例を制定し支援をしています。一定の地域の原材料、技術、人材が作り出す産業だからこそ、滋賀県としてもしっかり守り育てることをめざすものです。今、ウクライナ情勢で小麦等が高騰し、関連する資材食材の価格も上がっています。国も、食料等の安全保障を声高に発していますが、こうした時こそ消費者も含めて国産にこだわる、地域の産物や地場の産品を見直し、率先して使う機会にしなければと思います。さてこの新商品の開発は「麻でTシャツができないかなあ」という湖東繊維工業協同組合会員の一言から始まったプロジェクトとか。チャレンジと技術の成果でしょうか。こんにゃくのり加工ですが、その名の通りこんにゃく芋が原料で糊状にしたものを糸一本ずつにコーティングする技術で、地元の創業百十年を誇る有限会社ユニフルさんが製造されています。県内のそれぞれの地場産業の歴史と伝統を感じながら、引き続き議会でも地場産業振興を進めてまいります。






