ヘムスロイド村30周年記念
【東近江】 ものづくりの作家らが工房を構える「ことうヘムスロイド村」(東近江市平柳町)でこのほど、作家一堂が工房を開放し、自由に見学や体験ができる催しが開かれた。約250人が訪れ、来場者は作品を通して作家らとの交流を楽しんでいた。
ことうヘムスロイド村は、「工芸と交流の里構想」を掲げた旧湖東町時代の1992年に整備され、緑広がる敷地内の工房棟では作家らが創作活動に励み、現在までものづくりの精神が紡がれている。開村30周年を迎える今年は様々な記念行事が企画され、今回は作家や作品に親しんでもらおうと、現在活動している5棟6組の作家一堂が工房を開放する初のワークショップや見学会を開催した。
会場では、陶芸家が独自に調合した土を使った陶芸の制作体験や、特殊な器具を使ってガラス容器に模様を入れる体験など、作家を講師にしたこの日限定の貴重な体験が開かれた。日本画家の西川礼華さんの工房(アトリエ)では、特殊な複写技法を用いたサイアノタイプ体験を、敷地にある植物を摘み取って実施。参加者は出来上がった自慢のオリジナルの作品に笑顔を見せていた。
西川さんは「こういった体験は初めてだったけれど交流も楽しくできた。3年ぶりに開催予定(10月23日)のヘムスロイドの杜まつりも、作家としても来場者としても楽しみです」と話していた。
なお、作家らの紹介や作品が並ぶ企画展「ヘムスロイドのある暮らし」も西堀榮三郎記念探検の殿堂で開かれている。28日まで。月、火、祝日休館。









