県政NOW 戦没者への感謝を後世に伝え継ぐ
5月末より梅雨入りとなりましたが、6月2日には台風2号の接近による前線の活発化によって線状降水帯が和歌山、愛知、三重、静岡県などで発生し、死者や行方不明者、けが人など多くの被害とともに、東海道新幹線が2日から3日にかけて全線運行停止となり、多くの乗客が各駅で足止めされました。
幸い滋賀県では線状降水帯は発生せず、大雨洪水警報は広範囲で発令されましたが、大きな災害は無くて済みました。線状降水帯はどこで発生するかまだ分かりきらないこともあり、災害への備えを早めにして頂きたいと思います。
さて、梅雨入り前の5月27日から29日にかけて、滋賀県遺族会の企画、沖縄「近江の塔」戦没者追悼式典と戦跡慰霊巡拝に参加してきました。戦後78年目となり、戦後生まれが9割を超え、戦争の記憶が風化する今日、参加された遺族の方も高齢となり、遺族の子や孫の参加がなければ今後の継続が心配されます。
学校で戦争の歴史を学んでも、今の平和な生活の中で記憶から忘れがちですが、現地へ赴き、当時の遺品や写真を見て戦争体験者の話を聞き、遺跡や慰霊塔の前に立つと、戦没者の尊い犠牲により日本は世界の中で恥じない立場に存在することができており、また戦後復興に精力を傾けて頂いた先人のお蔭で今、私たちは平和と繁栄の中に生かされていることに改めて気付かされ、感謝の念を抱かされます。
また4日には、地元平田地区の忠魂碑移設竣工式に出席させて頂きました。戦後GHQの指示により旧小学校敷地から近隣の光明寺境内に移設されていたもので、遺族会の方々の高齢化により維持管理が難しくなり、平田コミニュティセンター敷地内の鎮魂堂の隣に移設されました。これにより地域の人々による維持管理になるのみならず、子どもたちの目に触れることになり、戦没者や先人への感謝の念を抱いてくれることを願うばかりです。
世界ではロシアのウクライナ侵略戦争が続いており、中国の台湾や尖閣諸島への挑発、北朝鮮の弾道ミサイル発射など不穏な動きがありますが、日本の平和を守り、国土、国民の生命や財産を守り、戦没者の皆様への感謝と戦争の惨禍を後世に伝え継ぐことを今を生きる私たちの責務としてまいります。






