びわこ学院大・短大 発! 傾聴力のある人材育成を目指して
春先から移動制限もなくなり、学生たちから旅行やライブなどに出かけている話をよく耳にするようになりました。そのような話を聞くたびに、少しうれしいような、ほっとするような気持ちになります。3年間、先が見えない中で青春時代を過ごさざるを得なかった彼らにとって、やっと春が来たということでしょう。季節はすでに初夏を迎えていますが、学生達には学生生活を思いっきり謳歌してもらいたいと思います。一方、久しく大学に来ていなかった福祉施設で働く卒業生たちが時々、大学を訪れるようになりました。「結婚をしました」、「子どもが生まれました」、「仕事にやり甲斐を感じている」、「利用者の話を聴くのが勉強になる」といった報告が聞かれるようになり、卒業生に対して頼もしさを感じています。
さて、コロナ禍も収束に向かい、社会は新たな時代を迎えようとしています。この新しい時代において、福祉人材はますます必要とされています。そして、その福祉の現場では、傾聴というコミュニケーションスキルが重要な役割を果たします。傾聴とは、相手の話に真剣に耳を傾け、共感し、理解することです。傾聴は利用者とのコミュニケーションの基盤となります。対話を通じて利用者の感情やニーズを理解し、信頼関係を構築していきます。このため、傾聴力は福祉職を目指す学生にとっては必要な力といえます。学生には実習などを通じて傾聴を実践しながら、学びを深めていってもらっています。そして、多様な人々との触れ合いや経験を積むことによって、自己成長が促されると期待しています。
福祉の分野では、新鮮な視点や情熱が求められており、アイデアやエネルギーが福祉施設の活性化につながっていきます。在学生や卒業生にはさまざまな機会を活用し、傾聴力を磨きながら、キャリアを築いていくことを願っています。
びわこ学院大学
東近江市布施町29






