県政NOW 子ども家庭相談センター新設整備
深刻な児童虐待事件が後を絶ちません。連日の報道であるように、先月6月22日には神戸市内で6歳男児の遺体遺棄事件が発生し、捜査の過程で同居する家族・親族からの虐待が疑われております。また、本県においても、今年2月に交際相手の女性の2歳になる男児に暴行を加え、腕を骨折させたとして大津市の24歳の男が傷害の疑いで7月7日逮捕されました。
こうした児童虐待事案等、子どもと家庭の問題に対処するため、本県には現在、中央(草津市)、彦根(彦根市)、大津・高島(大津市)の3つの「子ども家庭相談センター」(児童相談所)が設置運営されておりますが、児童虐待に関する相談対応件数は、コロナ禍も相まって増加の一途をたどっております。そうした中、中央と彦根の各センターの担当エリアが広く、対象人口が多いことが、職員の負担も含め課題となっておりました。
このため、県では新たな「子ども家庭相談センター」を日野町内(小御門地先)に設置し、東近江地域と甲賀地域を担当エリアとするべく現在整備を進めております。
去る7月3日の県議会6月定例会議一般質問で、私はこの課題について取り上げました。新たなセンターの整備に関し、「心理的傷つき」を抱えている子どもや保護者の「心的安定性」を確保する観点から、先進的な東京都豊島区保健所等の事例も明示し、一時保護スペースを中心に、施設内装の一層の木質化やアート等文化芸術の活用について提言すると共に、交通アクセスの充実(近江鉄道日野駅からのコミュニティバス路線・バス停・アクセス道路整備等)についても提言しました。
三日月知事からは「大変重要な課題であるので、再度全庁あげて整備における課題について解決に向けた取組を進めていく」旨の答弁を頂きました。
「子ども」と「家庭」に係る課題はコロナ禍明けで益々顕在化してくるとも言われております。誰もが安心して暮らせる「健康しが」の最重要課題として、引き続き、県議会をあげて取組を進めて参ります。






