県政NOW 「付帯決議」
暑中お見舞い申し上げます。大津駅から滋賀県庁へ向かいますと、その手前に旧教育会館(県庁西隣)がございます。この土地の明け渡しをめぐっては、これまで、県と法人が裁判で長く争ってきました。本年2月9日の最高裁判所決定で建物を解体して土地を明け渡すようにとの命令が確定し、所有・運営する一般財団法人が3月末に解散、会館は残余財産として県に贈与されました。県は、超高齢社会を見据えて、この地に医療福祉拠点整備を計画しており、建物の解体費用(2・2億円)等を公費で負担することになりました。県議会6月定例会議では、解体にかかる予算が上程されましたが、「異例中の異例、特別なケースで二度とこのようなことがないように」と、賛成はしたものの審査した総務・企画・公室常任委員会で付帯決議を付けさせてもらいました。整備手法については、一般質問で様々な提案をさせて頂きました。滋賀県は人口増減率全国5位、15歳未満の人口の割合も沖縄県に次いで2位ですが、本県においても老年人口の割合は27%に上昇しています。47都道府県中、75歳以上の人口の割合が15歳未満の人口の割合を下回ったのは、沖縄県と滋賀県だけであることは救いです。ほかの45都道府県においては、子どもの数より75歳以上の数の方が多いということであります。全国的に少子高齢化社会の時代に、本県においては長寿県であることも踏まえて、医療福祉拠点の整備・人材養成は喫緊の課題です。予定通り令和9年春の竣工に向けて整備を推し進めていくことが大切であると考えます。先日、近江八幡赤十字奉仕団の研修旅行にご一緒させていただきました。大変勉強になり、また皆様にやさしくしていただき感謝申し上げます。地域奉仕団は県内に50団設置され団員は14000人余りが活動されておられる中の一つです。現在は、約600名の方が奉仕活動や社会貢献してくださいます。内、100名の男性がおられます。「最近、男性団員は増加していますが、女性会員が減少してきているので多くの方に参加してほしい」と高木団長はおっしゃっておられました。平成9年には1230人おられたとか。この研修で、命の教育の探求者、東井義雄(とうい よしお)記念館(豊岡市)に伺いました。「一番はもちろん尊い しかし一番よりも尊いビリだってある」、「亀は兎にはなれない、しかし、日本一の亀にはなれる」。とても印象に残る言葉です。






