県政NOW 三つ子の魂百まで~3歳からの教育の重要性~
毎日暑い日、酷暑と言える日が続いております。これだけ続くと今年の農作物の作況や品質への影響が気になるところです。
一方で、7月半ばには石川県や秋田県で線状降水帯による記録的な集中豪雨で甚大な被害が出ており、8月に入り上空の寒気の影響で、関東を中心に各地でゲリラ豪雨が起こっています。災害級の酷暑についてもエアコンが効いた部屋で無理せず乗り切って頂きたいと思います。とは言え、家にいるとエアコンの電気代が気になり、買い物に出ると8月からの物価上昇が気になるところですので、市役所や図書館などの公共施設で避暑するのも良いかと思います。
さて、またもや先月末に宇治市で3歳児が風呂で溺死するという痛ましい事件が起こりました。母親は寝ていたとのことで不思議に思っていたら、夜中の午前3時の事件とのこと。なぜそんな時間に3歳の子どもを風呂に入れねばならないのか理解に苦しみます。
生活様式の乱れがこうした事件を起こすのみならず、子どもの成長に大きく影響を及ぼしてくると思います。
江戸時代の薬学者、儒学者である貝原益軒の教えに触れる機会がありましたので、ここで紹介します。子どもへの教育は、自分で食事をとり、言葉をよく話し始める3歳から、悪い習慣が定着する前に良い習慣を学ばせる教育環境が重要で、一方で過保護を戒めています。
尊卑長幼、食作法、相応の礼儀など年代に応じた社会的常識を身に付けさせるに、親が感情をあらわにするのでなく、また詰め込み過ぎないようと説いています。
ただ、現在は先の事件のように大人になりきっていない親が多いと思われることから、祖父・祖母など家族や近所周囲の人たちが関わることが重要で、また教師の“師”としての立ち居振る舞いが重要となります。働き方改革と称して教師の仕事を労働者としてとらえるのは、教師の誇りを傷つけ、師としての務めが配慮なされていないのではないかと危惧します。
今問題になっている不登校なども、根本的な幼児教育・学校教育に改めて着目する必要があるのではないでしょうか。
今年もお盆を迎えますが、こうして亡くなった幼子の冥福を祈るばかりです。






