県政NOW 防災の日に
「火点は前方の標的、水利はポンプ右側後方防火水槽、手広めによる二重巻きホース、一線延長、定位につけ!」
これは、火災消火の基本的な操作の習得のための手順や消防ポンプの操作訓練開始時の指揮者の第一声です。毎年夏になると時間と操作の正確さを競う「ポンプ操法大会」が全国規模でも行われています。その、消防団員の人数は年々減少しているというのが現実です。加えて、高齢化で雇用されている団員の割合が約75%であるという課題もあります。そこで、平成25年に「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が制定されました。消防団が将来にわたり地域防災力の中核として欠くことのできない代替性のない存在であると位置づけ、事業所の従業者や大学生の消防団への参加を呼びかけるものです。そして、より多くの方に消防団組織に参加いただくために、機能別消防団員・分団という制度があります。それが「女性消防分団」や「学生消防分団」他にも都合で全ての活動に参加することが困難な方が「火災予防団員」として住宅防火訪問・高齢者訪問や救命救助講習の実施を中心に活動されたり、また「火災広報団員」として、音楽隊などに入って消防の諸行事や消防団をPRする活動などが行われています。昭和35年9月1日発行の官報です。「政府、地方公共団体など関係諸機関はもとより、広く国民の一人一人が台風、高潮、津波、地震などの災害について、認識を深め、これに対処する心がまえを準備しようというのが、『防災の日』創設のねらいである」とあります。その9月1日の防災の日を中心に各地で防災訓練が実施され、東近江市でも9月3日に能登川中学校で開催されます。
まずは自分自身の身の安全を守る「自助」は災害に備えてそれぞれが身の回りを点検し、次に自治会の防災組織や消防団という「共助」が機能するよう連帯感や意義を認識、そして「公助」国、県、市・町が住民の生命と財産を守るためにしっかり準備をしておくことです。滋賀県議会でもより高度な「公助」を目指そうと防災の日に誓った次第です。






