県政NOW 残暑
まだまだ残暑の厳しい日が続きます。残暑の時期は決まっており、立秋(8月7日頃)から秋分(9月23日頃)までの間に気温が高く、おさまらない暑さを残暑が厳しいと言います。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる通り、例年なら秋分の頃から次第に収まっていきます。
しかし、何といっても、この夏は暑かったと感じます。大津市で今年7~8月に最高気温が35度以上となる「猛暑日」は計27日間。アメダスによる観測が始まった1977年以来の最多を記録しました。9月に入ってからも、1日に最高気温が35・9度の猛暑日となるなど、なお暑い日が続いています。
記録的な暑さについて、彦根地方気象台は「太平洋高気圧に覆われ、晴れた日が多かったため」と説明しています。
大津観測所(大津市萱野浦)のデータによると、猛暑日は7月が12日間、8月が15日間。同気象台によると、これまでの最多は2018年の26日間(7月=14日間、8月=12日間)で、これを1日分上回りました。昨年は7月が5日間、8月が9日間の計14日間でした。
今年は8月1日に気温38・5度と観測史上の最高を記録し、観測史上のランキングでみると、7月の最高気温では1~5位、8月は1~4位を今夏が占めています。月間の日照時間でも、7月は220・0時間、8月は199・1時間。21年からの観測で、いずれも今夏が最長でした。
この夏、最高気温が30度に届かずに「真夏日」とならなかったのは、7月が4日間、8月は台風7号が近畿地方を縦断した15日だけでした。平均気温は7月が28・1度で、18年の28・5度に次いで2位で、8月の29・0度は、10年の29・5度、20年の29・4度に次いで3位でした。
環境省と気象庁は、熱中症予防に効果的な情報として、「熱中症警戒アラート」を発信しています。21年に全国を対象に導入され、「暑さ指数」が33以上と予測された場合に発表されます。滋賀県では今年、7月16~17日が最初で、計23回出され、21年と22年はいずれも8回で、この夏は約3倍の数字でした。
ちなみに大阪管区気象台が8月31日に発表した1カ月予報では、10月1日までの1カ月間について「暖かい空気が流れ込みやすいため気温は高く、期間の前半はかなり高くなる見込み」としています。皆様、どうか体に気をつけてください。






