国政刻刻 通常国会を目前にして
本来であれば「明けましておめでとうございます」とご挨拶申し上げるところですが、今年は大変な新年の幕開けになりました。元旦の午後4時過ぎに能登半島地域では震度7を超える地震に見舞われ、甚大な被害が出ました。改めてお亡くなりになられた皆さま方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
発災してひと月近くになりますが、求められる支援は日々刻々と変化しています。発災直後は救出・救援活動や緊急的な避難所の設置・食糧の確保が最優先でしたが、時間が経つにつれて厳しい寒さの中での避難生活をどのように過ごすのかといったところに課題は移ってきています。家屋を失われた方々はもちろんですが、水道の復旧にめどがたたないなかで、倒壊するかもしれない自宅で暮らすことは困難を極めます。壊れたインフラが元通りになり仮設住宅が建設されるまでの間、石川県南部へ学校全体や地域まるごとで集団避難する計画が進められています。春には地元に安心して帰っていただけるように、被災地域の復旧に向け、政府・与党一体となって全力をつくします。
能登地方の復興は簡単なことではありません。焼失した地域や倒壊した住宅地区の再生にはかなりの時間を要します。そして最大の問題は高齢化の進んだ人口減少地域であることです。いったん崩壊した地域を再生するためには、流出した若い人たちを呼び戻す大胆な施策が必要です。そして復興や再生に向けた取り組みは石川県や現地にだけまかせるのではなく、滋賀県や近畿地方といった近接する地域も一体となって支援しなければならないと考えています。今回は息の長い支援となります。まずは1月26日から始まる通常国会において能登地域の復興に向けた予算の成立を急ぎます。本年もどうぞよろしくお願申し上げます。






