びわリハ大 発! 地域で活躍できるリハビリ専門家の育成
地域で活躍できるリハビリ専門家と聞くと「高齢者」、「介護予防」、「健康体操」を行う専門家というイメージを持たれる方が多いと思います。確かに、その領域でリハビリ専門家が求められることは多いですが、高齢者以外にもリハビリテーションの視点は必要とされています。
「サポステ」という言葉を聞いたことがありますか?「サポステ」は地域若者サポートステーションの通称で、就労困難な若者の就労支援を行う事業所です。私は2022年8月から県内のサポステ事業所をサポートしています。県内の相談窓口は11ヶ所あります。利用者は就労に困難さを抱える15~49歳の方です。具体的には大学卒業後、就職しても長続きしない若者、就職氷河期世代の成人の方も利用されています。利用者の就労の困難さは様々です。単に自分にどのような仕事が向いているが分からないといった自己理解不足、作業能力の特性(体力はあるけど細かいことは苦手)と求められる業務との不適合の問題、就労先がブラック企業だった、そしてメンタル的な不調や発達の課題を抱えた方、など様々な背景を抱えておられます。
作業療法士は対象者の「作業」に着眼したリハビリの専門家です。「作業」というのは対象者にとっての「意味のある活動」であり、青年や成人期の方であれば「仕事」を指すことが多いです。我が国の作業療法士は医療現場で活躍する人が多いですが、諸外国では障がい者の就労支援やメンタル疾患を抱えた企業支援で活躍する作業療法士が多いです。県内でも就労支援を行う作業療法士が増えてきていますが、その数はまだまだ少ないです。一方で、若者の就労に関する問題は「ひきこもり」「8050問題」「ヤングケアラー」などの形で社会問題化しています。
多くのリハビリ専門家が就労困難な若者,障がい者の就労支援で活躍できるように育成すること、それがびわこリハビリテーション専門職大学の使命と考えています。
びわこリハビリテーション専門職大学
東近江市北坂町967 TEL0749―46―2311






