リチウムイオン電池原因の重大事故を懸念「処分方法がわからない」→リサイクルへ
【東近江】 中部清掃組合(東近江など3市町)のごみ処理施設で先月11日、破砕したごみが発火してごみピット内で火災が発生し、消防隊が出動した。この火災は、燃えるごみの中に混入していたリチウムイオン電池が、破砕機の衝撃によって発火したことが原因と見られ、同組合は重大事故につながる危険性があると警鐘を鳴らしている。
リチウムイオン電池は、携帯電話、スマートフォン、モバイルバッテリー、ノートパソコン、コードレスタイプの掃除機、加熱式たばこ、ワイヤレスイヤホンなど、主に充電して使う電子機器類に使用されている。ごみに混入していれば、燃えるごみ・燃えないごみどちらであっても回収および処理過程の衝撃・破損・変形により発熱、発火する危険性が高く、リサイクルの徹底は最重要課題。しかし、その意識が広がらないまま便利な充電式電子機器類が普及し、処分方法の周知は社会的にも大きな問題となっている。
同組合は「適切な生活環境の保全には安定したごみ処理が欠かせず、火災事故によりその業務をストップさせることは避けたい。ルールに従って処分してほしい」と訴える。
リチウムイオン電池の回収は、電子機器から取り外せる場合は市町のリサイクル協力店(電器店・ホームセンター・スーパーなど。協力店はJBRCホームページに掲載)、取り外せない場合は市役所、町役場、コミュニティセンターの回収ボックス(使用済小型家電リサイクル)で行っている。(矢尻佳澄)









