びわリハ大 発! 言語聴覚士の養成を開始
びわこリハビリテーション専門職大学では理学療法士と作業療法士に加え、言語聴覚士の養成を2024年4月に開始します。言語聴覚士は言語コミュニケーションに障害を持つ方々のリハビリテーションと支援を行う専門職です。現在、滋賀県では100名を超える言語聴覚士が病院を中心に活躍しています。この数は全国的に見て少なく、人口対比で全国47都道府県のうち41位です。
言語聴覚障害をもたらす原因は脳血管障害などの脳の病気のほか、認知症やがんなども原因になります。言語聴覚士はことばの発音やことばの知識の障害、さらにはことばを話す器官が本来ものを食べ、飲むための器官であることから、飲み込みの障害も対象とします。記憶や認知など精神活動の障害に対するリハビリテーションも発展してきました。高齢社会ではこれらの障害を持つ方が大変増えています。また、小児では先天性の障害や発達障害も原因になります。特に読み書きや感情的交流に問題を持つお子さんが増えています。これらの障害に対して言語聴覚士は詳細に障害を分析し、適切なリハビリテーションと対応の方法を提供します。
びわこリハビリテーション専門職大学には脳の病気による言語、発声発語や高次脳機能の障害、摂食・嚥下障害、聴覚障害、発達障害など、それぞれの専門教員が新しく赴任します。言語コミュニケーション障害を対象としたリハビリテーションサービスは病院から地域に展開していかなければなりません。具体的には介護老人保健施設やデイサービスなどの介護施設、特別支援教育などの教育機関、児童発達支援や障害者福祉の施設が挙げられます。
言語聴覚士の存在は県内で未だよく知られておらず、言語聴覚士を志望する高校生も少ないのが現状です。県民の皆様に言語聴覚士を知っていただき、言語聴覚士をたくさん養成して、滋賀県内の言語聴覚者に対する医療福祉が発展することを、心から願っています。
びわこリハビリテーション専門職大学
東近江市北坂町967 TEL0749―46―2311






