東近江ロータリークラブが八南生と制作
【東近江】東近江ロータリークラブと八日市南高校生が共同で制作してきた園庭が、東近江市総合運動公園布引陸上競技場の出入り口に完成した。その名も「チャレンジガーデン」。14日には完成式が開かれ、新たな市民の憩いの場にと期待を込めた。
園庭は、当時殺風景だった運動公園の出入口の道路沿いをサクラで彩ろうと、社会奉仕活動の一環として東近江ロータリークラブが2014年から植樹事業を進めてきた。東日本大震災の被災地復興植樹として、震災に耐えた福島県三春町の「千年紅しだれ桜」の苗木36本を、東北ボランティア活動に取り組んでいる八日市南高生をはじめ、応募で選ばれた地元の子どもたちとその家族で植樹。土壌などの問題で苗木が根付かず枯れることもあったが、生徒と苗木の補植を行いながらその後も整備管理を重ねてきた。
今回、来場者が一息つける場になればと、主役のサクラを囲むようにレンガと枕木を敷き詰めた小さな遊歩道と、木製のベンチを設置した。同ロータリークラブの依頼でデザインと整備は、同校の花緑デザイン科ランドスケープデザイン班の2年生13人が行ってきた。デザインした寺田七海さん(2年)は「みんなが輪になってサクラを囲み、ワイワイと楽しい様子を想像して考えた。散歩やサイクリングの途中に寄り道する感覚で楽しんでもらえたら」と思いを話す。
この日の式典には、東近江ロータリークラブの会員や同校生徒ほか、小椋正清東近江市長らも出席し、テープカットで完成を祝った。園名のチャレンジガーデンの由来には、資源を次世代に引き継ぐ環境保全活動への挑戦の思いが込められている。同ロータリークラブの中江義晃会長は「植えては枯れ、また植える。私たちに取ってはチャレンジ魂に火をつけるパワーチャージのスポット」と話す。「来年は国スポ・障スポが滋賀で開かれ、この運動公園も会場としてにぎやかになる。市民の方たちにも春にはサクラを眺め、希望高まる憩いの場として親しんでもらえれば」と思いを話した。








