藤井協成会が五個荘小に
【東近江】 公益財団法人藤井協成会(理事長・藤井陽一郎)は27日、ノートパソコンや児童用図書などの備品約300点を五個荘小学校に寄贈した。
同法人は、明治時代末期、人造絹糸やスキー毛糸の製造・販売を手がけて成功を収め、藤井糸店を創業した近江商人、藤井彦四郎(1876~1956)が、還暦を迎えた記念に私財を投じて1936(昭和11)年に設立した団体。売り手よし・買い手よし・世間よしの「三方よし」の近江商人の精神に倣い、出身地でもある五個荘地域の教育振興や文化の向上、社会福祉の増進、地域振興への助成などを目的としたもので、毎年、地元の幼稚園や小中学校などの要望に応じた備品の寄贈を続けている。
今回は、授業などに使用されていた備品の老朽を一新するため、ノートパソコン1台と短焦点プロジェクター1台、ビーカーなどの理科実験器具約100点、児童用図書184冊が五個荘小学校に贈られた。
この日、同法人理事の足立進さんと河村栄一さんが同校を訪れ、足立さんは「五個荘は教育と文化のまち。近江商人が全世界に羽ばたいた地域でもあり、そこで育つ子どもたちにはそれぞれに目的を持って頑張ってほしい。私たちも一生懸命応援したい」と思いを述べた。
受け取った清水一範校長は「子どもたちの教育のために有効に活用させていただきます」と感謝した。







