県政NOW 日野子ども家庭相談センター開所
新年度がスタートした4月1日、本県で4箇所目となる「滋賀県日野子ども家庭相談センター」が日野町小御門地先において開所しました。
本県を含め、全国的に児童虐待対応相談件数は、近年増加傾向を示しており、それぞれの事案についても複雑・困難化が生じております。滋賀県では、これまで県内を3つのエリアに区分し、「彦根子ども家庭相談センター」「中央子ども家庭相談センター」「大津・高島子ども家庭相談センター」の3センターにて児童虐待事案に対応してきたところですが、▽管轄区域が広大で安全確認等に支障をきたす、▽一時保護機能が不十分になる、▽度重なる増員で執務室が狭隘化する等の課題が生じておりました。
こうした課題の解決に向け、令和元年5月より「子ども家庭相談センターあり方検討会」が設置され、以後検討を重ねた結果、東近江地域に新センターを整備することが決定され、早期開設のためには既存施設の改修が適当とのことから、日野町小御門地先の旧養護老人ホーム「さつき荘」を改修することに決まり、昨年度から改修工事が進められておりました。
この改修工事においては、私も東京都豊島区児童相談所や港区子ども家庭総合支援センター等先進施設を視察調査のうえ、子ども達の情緒安定にもつながる内装の「木質化」や「アート」の活用について本会議にて県当局に提案し、採用頂いたところです。廊下等には木製の腰壁を巡らせ、また学習室にも県産材の机や椅子を配置し、木の温もりを感じさせると共に、施設内各所に、「東近江の芸術を愛する会」(会長小嶋太郎氏)会員の皆様から寄贈頂きました陶芸、絵画、彫刻、書等のアート作品(約100点)を配置する等、心理的傷つきを負った子ども達にとって、安らげる空間となりました。
新センターは、近江八幡市、甲賀市、湖南市、東近江市、日野町、竜王町の4市2町が所管区域となります。困難を抱えた子ども達や保護者の皆様に希望の光を灯す施設となることを願ってやみません。






