国政刻刻 100年歌い継がれてきた県民の歌を次の世代に!
「われは♪うーみのこ♪さすらーいの♪」ではじまる「びわ湖周航の歌」。滋賀県民の歌のように、滋賀にゆかりの人びとが集まるとだれかれとなくそのメロディーがひろがる。実はこの歌は今から100年以上前の1917年(大正6年)、当時の三高(京大)ボート部の新入生小口太郎が大津から近江舞子、今津とボートで周航する中でつくられた琵琶湖の抒情歌。1970年代には加藤登紀子さんがカバーをして、全国に広げてくれた。
100年たった2017年、京大ボート部の卒業生たちによる2泊3日の「なぞり周航」が実現した。寄港する地域毎に歓迎の催しがなされ、最後にはびわ湖ホールで1800名の皆さんが集まり、加藤登紀子さんプロデュースの「びわ湖周航の歌音楽祭」が実現した。その歌声にほだされて加藤さんが、「この先6番までの歌のそれぞれの場所で音楽祭を開いてつないでいこうよ!」と提案してくれた。すでに70歳代にはいっていた登紀子さん。相談をうけた私たちも一瞬「いけるのかな?」とたじろいだが登紀子さんには全く迷いがなかった。
そこで第2回を2018年に近江舞子で、第3回を今津でと、登紀子さん企画で地元の子どもたちや住民の方に参加をしてもらってびわ湖を歌で周航しはじめた。第4回は長浜で、第5回を彦根で開催し、コロナ禍の大波を乗り越えてようやく第6番、長命寺が歌いこまれた近江八幡まできた。びわ湖周航の歌はカラオケなどでは3番で終わることが多いが実は6番まであり、それは10代から60代までの人生をうたう歌であることもわかってきました。
今年の七夕の7月7日、西方浄土をめざす長命寺がある近江八幡市民文化会館で第6回を開催。最終回となります。80歳に手が届く登紀子さんの歌声に、50歳代のふるさと観光大使の西川貴教さんが特別参加の予定。
これまで大津、今津、長浜、彦根とそれぞれの湖辺地域の子どもたちも参加してくれました。そうです、まさに子どもたちが100年前の歌声をつないでくれた。これこそ、登紀子さんと私たちが求めた琵琶湖文化のつなぎ。7月7日、近江八幡での大合唱に皆さん、ご参加ください!






