県政NOW 「滋賀県のこれからの森林政策について」
滋賀県議会では先に行われた4月召集会議で琵琶湖・森林政策特別委員会を設置し、琵琶湖の水源林として滋賀の森林をいかに守り活用していくかという課題に取り組んでいます。森林政策といえば滋賀県造林公社を取り巻く課題があります。これは国の拡大造林施策の推進のために行われた事業ですが、造林公社では、航空レーザ計測による森林解析の結果、造林公社事業地の森林の生育状況が想定より悪い状況にあり、必要な伐採材積量の3割程度しか確保できず、債務額の大部分が弁済不可能の見込みという状態に陥っています。分収造林事業のあり方検討では、こうした事態になった検証も含め次の100年の森づくりについて議論される予定です。
こうした課題がある中で令和4年6月5日に甲賀市をはじめとする県内各地を舞台に開催された全国植樹祭が多くの県民の皆さんや関係機関のご支援ご協力のもと無事に終えることができました。コロナ禍の影響により1年遅れましたが、式典、サテライト会場、一般植樹会場も含めて約14、000人の皆様に参加をいただきました。
知事は「大会を通じて高まった森林作りへの関心を絶やすことなく森・川・里・湖のつながりを大切に、碧く輝くびわ湖と健全で緑豊かな森林を次の世代に持続的につないでいく」と総括されました。そして、県民参加型の森づくりイベントも開催され、緑の少年団も中学校団が結成されるなど倍増しました。まさに「植樹祭の思い」を継承した森林づくりが行われ、次世代へとつないでいくことができるでしょう。
さらに、琵琶湖森林づくり基本計画が今年から令和7年にかけて見直しが行われる予定ですが、令和5年3月に議員提案で制定された「滋賀県県産材の利用の促進に関する条例」や県内の8森林組合のうちの6森林組合による県内最大の森林組合誕生という大きな動きを踏まえて滋賀県の森林政策は大きな転換点を迎えることになります。
三日月知事も自らを「やまの知事」と称して林業・木材産業の発展や農山村活性化、環境と経済が両立する滋賀らしいグリーン成長を実現するという決意を6月県議会で表明されました。
我々チームしが県議団も山を守り活かしながら近畿1500万人の水がめである琵琶湖を守り、地球温暖化の防止や生物多様性の保全などに努めてまいります。






