国政刻刻 伊吹山での土砂災害に徹底対策を!
先月7月1日に土石流が発生した米原市の伊吹集落ですが、その後土砂流出がおさまらず、7月中に3回もの被害が続いています。7月12日には災害現場を、徳永久志衆議院議員といっしょに訪問し、現場をみせていただきながら、今後の国への要望などを伺ってきました。
7月中の土砂流出は、幸い人的被害はなかったのですが、家屋被害では、ようやく土砂のかき出しを終えた後に、再度の被害を受けて途方にくれられておられる家が数軒あります。抜本的な対策が必要です。
実は伊吹山では、温暖化の影響などでシカの頭数が増えて600頭ものシカが、地上の植物などを食べ尽くしてしまい、山肌が露出し保水力を低くしてしまったという背景があります。私自身知事時代からシカの頭数管理をしてきたのですが、不十分でした。今後一層の尽力が必要です。
また最近わかってきたのですが、もともと南側に流れていた土砂が、北部に向かい伊吹集落を襲ったという新しい事実も見えてきました。その背景には、例えば明治時代の濃尾地震の時に、南側から北側への土砂移動があったという歴史的背景も隠れているようです。
いつ土砂が流れてくるかわからないので住民の方の不安を解消するために、土石流警報装置や監視カメラの設置がなされ、上流部の堰堤に土砂が流れたら集落中に警戒音声が流れるということです。
今後の作業としては、砂防えん堤の浚渫(しゅんせつ)や土砂流出防止対策として道路わきに大型土嚢の設置が完了しています。国土交通省の高度技術支援班(テックフォース)が現地調査に入り、データ分析もしており、今後の対応を国と県で検討していきます。
また個別家屋被害への公的支援(被災者生活再建支援制度)も、被災家屋数の条件等があり、柔軟な判断が必要と思われます。私自身災害対策特別委員会に所属しており、そこからのデータもいただきながら、復旧対策の相談に乗らせていただきます。






