県政NOW 願うだけでは平和は訪れません
ここ連日、災害級の酷暑と言える日が続いておりましたが、立秋を過ぎてようやく暑さの峠を越えたかと思えるようになりました。
パリでは3年ぶりのオリンピックに日本選手の活躍が報じられており、また7日には100年を迎えた甲子園で第106回全国高校野球が始まり、15年ぶりに滋賀県代表として出場した東近江市の滋賀学園が、開幕試合で有田工業高校と熱い戦いを繰り広げ、見事に勝利しました。全国制覇、優勝を目指して熱い応援を選手に送りたいと思います。
熱いと言えば、79年前の8月6日と9日、広島と長崎に原子爆弾による熱線が降りかかりました。40万人にも及ぶ人々が、放射線と熱風と爆風により一瞬で命を落とし、また大けがや火傷でそれまでの平穏な日常生活を突然奪われました。
『緑豊かで美しいまち、人でにぎわう商店街、あふれるたくさんの笑顔、79年前にも今と変わらない色鮮やかな日常がありました。言葉にすることさえつらく悲しい記憶は、今でも多くの被爆者を苦しめ続けています。今もなお戦争は続き、明日を共に過ごすはずだった人を失った人がこの世界のどこかにいる。本当にこのままで良いのか。願うだけでは平和は訪れません。 一人一人が相手の話を良く聞くこと、違いを良さと捉え、自分の考えを見直すこと、仲間と協力し一つの事を成し遂げること、私たちにできる平和への一歩です』世界で唯一の被爆国、広島平和祈念式典での、こども代表の素晴らしい平和への誓いですが、その実現には核保有国である国連常任理事国が周辺国を侵略し核で威嚇する、北朝鮮などが核で威嚇する現実があり、核保有国自身に聞く耳を持たさねばなりません。
原爆死没者慰霊碑の碑文『安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから』は、すべての人びとが原爆犠牲者の冥福を祈り、戦争という過ちを再び繰り返さないことを誓うとの説明ですが、日本軍は大東亜戦争終盤、パラオのペリリュー島で「日本軍とともに戦いたい」とする島民の願いを,日本軍守備隊長 中川州男(くにお)大佐は,島民を思って拒絶し避難させています。戦闘に参加しない一般人等を保護するジュネーブ条約違反という「過ち」を犯したのはアメリカであり、アメリカに聞く耳を持たさねばなりません。
今年もお盆を迎えますが、戦争で亡くなられた方々の成仏を願うばかりです。






