竜王町バイオマス産業都市構想実現に向けバイオ炭を活用した試験栽培などに挑戦
【竜王】 竜王町にこのほど、新たな地域おこし協力隊員として吉田健一さん(38)が大阪府大阪市から着任した。
吉田さんは今年7月に町の隊員募集に応募し、選考を経て9月1日付けで隊員に委嘱された。神戸大学工学部市民工学科を卒業後、建設業を営む株式会社大林組で現場施工管理業務などに従事し、在職中にテキサス大学オースティン校に留学して博士号を取得。土木工事を行っている中で環境破壊について考え、自然に優しいことがしたいと感じるようになったこと、またコロナ禍中に、健康の大切さを改めて重く受け止めるようになったことから、一念発起して環境にやさしい農業について学んでいた。
吉田さんが竜王町を知ったきっかけは、農業について学ぶうち、立命館大学社会員コースで道の駅「竜王かがみの里」の本田義幸元駅長と出会ったこと。
地域おこし協力隊員としては、現在竜王町が力を入れている取り組み「竜王町バイオマス産業都市構想」の実現に向け、(1)バイオ炭を活用した有機農業の推進と広報活動、(2)実務者として同構想に参画、(3)バイオ炭・農作物を用いたワークショップ、講演会実施――などを行っていく。
現在、町の紹介した古民家でもみ殻燻炭や馬ふんを活用した農作物の育苗をしているという吉田さんは、「町民の皆さまと協力してチャレンジしていきたい。活動報告会や、天然植物を炭にしてアートをつくるワークショップなどを開こうと考えているので、ぜひ参加をしてほしい」と呼びかけている。
吉田さんの活動は、ブログ(https://nous-ryuoh.com/neo_compass/)などで発信される。







