県政NOW 「山」
私達が暮らす近江八幡や竜王は、米どころ湖東平野で坂もなく比較的平坦な地形であり、暮らしやすいところです。しかし、我が国の国土の7割は森林です。滋賀県においても四方を鈴鹿や比良の山並みに囲まれ県土の約半分が森林です。山には、水を蓄え水害や渇水を防ぎ水質を浄化する機能、土壌の流出や土砂崩れを防ぐ機能、二酸化炭素を吸収し地球温暖化を防ぐ機能、木材やキノコを生産する機能、多様な生き物の住みかとなる機能、登山等の健康増進や気分転換に効果的な機能、行楽や芸術の対象としての機能等、様々な機能を有する山は私達にとってとても大切なものです。今年から国民一人当たり年額1000円の「森林環境税」が徴収されました。滋賀県は、これに先立ち、琵琶湖と森林の関係を重視しながら環境重視の森林づくりを推進することと、広く県民が森林に対する理解と関心を深め、県民との協働による森林づくりを推進する「琵琶湖森林づくり事業」を展開するために必要な費用として「琵琶湖森林づくり県民税」を平成18年度から導入しました。2004年に制定された「琵琶湖森林づくり条例」の一環として2007年から次代を担う子どもたちが、森林への理解と関心を深めるとともに、人と豊かに関わる力を育むため、学校教育の一環として全ての小学4年生を対象に「やまのこ」事業を実施しておりますが、これにも「琵琶湖森林づくり県民税」が充てられております。昔は、住宅木材として大量に山から木が切り出されたり、燃料として山に薪や枯れ枝を取りに入ったりしていましたが、住宅事情や生活の変化等で木も切りだされなくなり、山の手入れもされなくなり荒廃が進んでおります。山に降った雨の一滴や雪解け水が流れ、やがて川となって琵琶湖に注ぎ込むことを考えると、山の健康は非常に重要です。八幡の人なら八幡山、安土の人なら安土山、竜王の人なら鏡山が近しいように思います。これから紅葉も美しく気候も良いのでハイキングとして登山されるのもよろしいかと思います。安土城や八幡山城に思いを馳せ石垣を眺められるのもよろしいかと、山頂から見渡す琵琶湖も絶景です。是非、山に行って山の恩恵を感じて頂きたいと思います。






