伝統芸能と環境保全活動に顕著な功績
【近江八幡】近江八幡市のハートランド推進財団は10日、近江八幡商工会議所で開いた「ハートランド推進賞表彰式」で、江州音頭継承者の深尾勝義さんと環境保全団体の北之庄沢を守る会に表彰状を贈った。
同賞は、八幡堀を守る活動を母体とするハートランド推進財団が活動30周年を記念して創設したもので、ハートランドの精神「住みがいがあるまち」、「まちづくりは次の世代へのメッセージ」の模範となる活動に長年取り組んでいる個人、団体に贈っている。
深尾さんは、江州音頭の音頭取りで、学校訪問や小学生を対象にした「江州音頭教室」、大人向けの勉強塾の開講、地域での普及活動を精力的に取り組むとともに近江八幡の名所を歌にしたオリジナル曲「水郷めぐり」を創作するなど、地域文化を継承する次世代の育成や伝統芸能の普及継承に尽力した。また、富士と琵琶湖を結ぶ会会長として近江八幡市の夫婦都市・富士宮市との親善交流の発展に尽くした功績が評価された。
また、北之庄沢を守る会(会員約90人)は、かつては飲めるほどきれいな水であった北之庄沢の水環境悪化を憂い、たくさんの魚介類が生息する美しい自然環境を取り戻そうと平成12(2000)年に有志で結成。沢に流入するゴミの定期的な回収や沢周辺のよし原の管理など、環境保全活動に取り組み、会員だけでなく活動に賛同する人々を増やし、活動の成果を挙げていることが評価された。
表彰後、深尾さんは、謝辞を即興の江州音頭で歌いあげ、出席者が手拍子で盛り上げて受賞を祝った。






