国政刻刻 北陸新幹線敦賀から大阪延伸ルートは米原経由で!
この3月に北陸新幹線が東京から金沢経由で敦賀まで開通しました。東海道新幹線に代わる日本列島の東京―大阪の国土軸形成は、災害時の代替ルートとしても重要で、一日も早い大阪への開通が求められています。そもそも北陸新幹線ルートは昭和40年代に若狭湾岸の原発立地事業と引き換えに小浜から京都に入る案がだされたと言われていました。平成になり敦賀までの延伸が決まり、その後のルートについて関西広域連合で検討しました。交通工学の専門家に、�@小浜・京都ルート、�A湖西ルート、�B米原ルートの比較検討してもらい、「費用便益効果」「総事業費」「事業期間」等から米原ルートが最も合理的であると、2013年に関西広域連合として「基本的方針」をまとめました。米原での乗り換えという課題があることは言及されていました。
その後、地元京都の自民党国会議員を中心にルート検討が行われ、2017年に小浜・京都市内大深度地下ルートを決定しました。その時の事業費は約2兆円でした。しかし、その後の建設コスト増などを反映し、2024年5月に国土交通省は3・9兆円の建設費、建設期間は28年、新しい案を示しました。建築費の上振れを勘案すると5・3兆円まで膨らむ恐れも言及されています。2016年当時と比べ、前提が大きくかわりました。そこで、つい先週の12月3日の衆議院本会議で、新たに日本維新の会の共同代表になった前原誠司さんが、石破茂総理大臣に小浜ルートは問題が多く米原ルートの検討もするべしと提案しました。総理は詳細ルートを絞り込み着工5条件を見て今後決めていくという答弁で、含みを残していました。
京都市内の大深度地下に50キロもの地下鉄道をつくることが京都の地下水や文化財への悪影響、有害物を含む恐れがある東京ドーム18個分と想定される大量の搬出土砂の運びだしには330万台の10トントラック輸送が必要という。問題は山積です。地元負担金も総建設費の3分の1が必要です。京都新聞の市民意識調査では、「よくわからない」という意見が半分ほどあります。今こそ、日本維新の会は政党として、税金の無駄遣いや環境破壊が進まないよう未来世代への責任を果たしていきます。米原ルートも含めて、積極的に勉強会と広報をすすめていきます。






