県政NOW 帰省…しなくても良い社会に
令和7年、 皆さまも健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
今年は穏やかな新年となりましたが、昨年元日に発生した能登半島地震では、震災関連死者は500人を超え、いまだ避難されている方も多く、復旧・復興がかなり遅れているようです。改めて亡くなられた方にはお悔やみと被災された方にはお見舞い申し上げます。
さて今年の正月休みは9連休となり、離れて暮らす家族も帰省しての賑やかな新年を迎えられたこととお察ししますが、そこに親がいてふるさとであるから帰省するのであって、本来なら家族が一緒に暮らす、そんな社会になるべきかと改めて思います。
自分に合う仕事が無い。一次産業所得が低い。しかし今ではインターネット環境が発達し、テレビ電話や会議システムで世界中といつでも会話出来る時代。場所を選ばない仕事でどこに住んでも良く、必要がある時に出張するという勤務形態も今後増えると思います。
買物や移動に不便。たしかに自然に恵まれた地域では買物や移動には不便で、都会の生活は便利ですが、自然が乏しい場所では人の成長には偏ったものがあるものと思います。
今では買物はほとんどの品物がボタン一つで家に届く時代であり、移動手段にも変化が起きつつあります。軽自動車よりも更にコンパクトな小型自動車が今年後半から販売される予定で、他にも免許証を返納した人も乗れる更に小さな車両も販売され始めており、将来は都市部を含め近隣への移動が気軽になりそうです。
他にも医療機関や学校が遠いなどの理由もあり、若者は華やかで便利な都会に魅力を感じてしまいますが、一次産業の所得が向上し、これらの課題が解決できたのであれば、若者に安心して将来設計できる空気感が出て、子どもができて子育てには自然環境が重要だとの理解が進めば、環境が整った地域の方が良い、親が近くにいて孫を見てくれるなら生まれた街に住み続けようと判断する若者が増えるものと思います。
自然環境が整った東近江市では、森の文化博物館構想で鈴鹿山系の大自然を博物館としようとしています。大自然の中、いま問題となっている不登校など普段の生活に疲れた子どもたちも森や水と触れることで新たな生きる力を得られるものと期待されます。
今年は巳年、新たに飛躍する一年になるよう取り組んでまいります。






