国政刻刻 予算委員会で質問に立ちました
―街の書店に対する支援策について―
さる2月20日、予算委員会で初めて質問に立たせていただきました。テーマは「街の書店に対する支援策」についてです。全国各地で書店が減少しています。20年前には全国に2万店以上の書店がありましたが、現在では1万1千店近くに半減しています。そのため地域に書店が一つもない「無書店自治体」が全体の28%を占めています。この地域でも東近江市では三洋堂が、近江八幡市ではサンミュージックがそれぞれ閉店しており、皆さんも驚かれたのではないでしょうか。
書店の経営が厳しくなった原因にはさまざまありますが、いちばんは雑誌が売れなくなったことです。新聞にも言えることですが、インターネットやSNSの普及による影響がとても大きいのです。これに追い打ちをかけたのがネット書店の台頭です。現在、出版物の21%がネット書店を通じて販売されていますが、書店の閉店が続けばその割合はさらに高まることでしょう。
私が街の書店を支援しようという理由はただ一つです。書店は私たちにとって、本を通じて知識や教養をつなぐ機会を提供してくれる地域の文化拠点だからです。目的もなく時間つぶしに立ち寄った書店で、偶然手に取った1冊の本との出会いがその後の人生に影響を与えてくれる、それが書店の醍醐味ではないでしょうか。書店が減少しているため、立ち読みをしたことがない子どもが増えています。幼いときから絵本に親しむことが本の好きな子どもを育て、そうした子どもたちが、大人になって、地域を支えてくれるのです。
武藤経済産業大臣からは非常に前向きな答弁をいただきました。県や各市町の図書館と書店が連携して、本を愛する子どもたちがどんどん増えるようなイベントなどが開催できたらと夢がふくらみます。地域の書店を守ることで日本の文化を守る取り組みをこれからも進めてまいります。






