活動の成果と見えてきた課題 渥美 勉
1年目は、近江八幡という地域の魅力や課題を、何も知らないヨソ者としての立場で感じたいと考え、自分が興味を持った人にひとり一人インタビューをすることからスタートしました。自分の考えというよりも、この場所で仕事や生活をしている地域の方がどのような点を魅力として捉えているのか、あるいは課題を感じているのかを取材しました。アウトプットとして、地域Webマガジン「めぐるり近江八幡」というサイトを制作し、取材した記事を公開しています。(二次元コード参照・https://megururi.jp/)
2年目は、「めぐるり近江八幡」を通じて出会った魅力的で活動的な近江八幡の人たちと、継続的に交流を重ねていきました。その結果として、BIWAKOビエンナーレでアート作品を制作・発表する機会に恵まれました。作品を制作するにあたり、「めぐるり」で取材したフリースクールsinceの子どもたちが制作に加わってくれたり、NPO法人まるよし理事長の宮尾さんからアート作品で使用する「ヨシ」を提供いただきました。多くの市内外の方に近江八幡の伝統的な素材やその文化に触れてもらう場になったかと思います。
フリースクールsinceや同法人まるよしは、それぞれ社会課題解決に向けて草の根的に根気強く活動されています。そういった方たちが今現在、実際に向き合っている課題を知り、自分なりに何かできないかと模索し、少しずつカタチになっていったのが2年目だなと感じています。
・3年目の目標と隊員卒業に向けてやっておきたいこと
これまで紡いできたご縁を大切にしながら、地域の方たちがワクワクできるような未来をサポートできるようになりたいです。
私はフリーランスのデザイナーでもあるのですが、地域の企業やNPO法人から、デザインの分野でご相談を受ける機会が増えてきました。例えば、あきんど道商店街で10月と12月に実施されたライトアップイベントのアートコーディネートや広報物のデザインをさせてもらいました。実施してみて、来場者が「キレイ!」「すごい!」という声があがり、商店街の方々もとても盛り上がって、準備等の大変さが吹き飛んでいきました。
また、フリースクールsinceが高校生の居場所づくり事業を構想されていて、ご相談いただいています。地域の方との橋渡しやデザインを通じたサポートをしており、来年度にはカタチにすべく微力ながら力添えになれたらと思っています。
地域おこし協力隊卒業後は、近江八幡に在住するデザイナーとして、地域課題や企業課題を抱えた方たちと一緒に、近江八幡をより魅力的なまちにすべく、活動していきたいと考えています。








