東近江市とネパールをつなげるプロジェクト
【東近江】 昨年9月にネパールのヒマラヤ山脈・マナスル山の登頂に成功した東近江市永源寺高野町、佐々木司さん(49)=特定非営利活動法人遊林会所属=の企画展「マナスルみやげ」が、西堀榮三郎記念探検の殿堂(横溝町)で開かれている。
佐々木さんは里山で自然とのつながりを体験できる同市の施設「布引の森」に勤務するとともに、一般社団法人鈴鹿10座エコツアーガイドクラブ所属。ヒマラヤの登山歴は、2019年にヤラピーク(5520メートル)、22年にアイランドピーク(6189メートル)。
ちなみにマナスル山は1956年、日本人が世界初登頂した山で、標高8163メートル、世界8位の高さを誇る。登頂に至る事前交渉では、東近江市に縁のある西堀榮三郎が1952年、単身でネパールに入国し、国王や農林大臣と交渉して登山許可を得た。
佐々木さんの展示では、▽過酷な環境の中で成功した登頂の足取りを写真やエピソードによる紹介、▽ネパールの外務大臣ら要人への「若者の短期滞在プログラム」を提案するなどした現地での活動、▽布引の森での自然に親しむ体験プログラム、▽1956年の日本人によるマナスル世界初登頂成功から現在に至るネパールと日本のつながりを西堀の自筆原稿などで振り返る―となっている。
佐々木さんは、「ネパールへの関心をもってもらうとともに、登山への興味をもってもらいたい。それが、東近江市とネパールが交流するきっかけになればうれしい」と期待していた。
なお、関連イベントとして、佐々木さんのお話し会が5月31日午前10時~正午、同館で開かれる。ネパール・ヒマラヤの知られざる魅力と、東近江市とネパールの若者がつながるプロジェクトを語る。小学5年生以上、30人。無料。申し込みは5月24日正午までに申込フォームを通じて同館へ。










